慶大受験を乗り切るために(理系・理工学部)
1学期の過ごし方
焦りを感じたときの対処法
- K.W さん
- 理工学部 機械工学科
東京都立戸山高校 出身
2012年度 河合塾 池袋校 在籍
- 大学受験科(高卒生対象)
- 高卒生を“慶大合格”へと導く河合塾のコース
1学期の学習スケジュール
授業時間
自習時間
※学習時間は、授業を受けている時間を除きます。
1学期の過ごし方
授業の受け方
1学期は、何はともあれ基礎を固める時期です。授業の内容を確実に自分のものにしましょう。ここでどれくらい知識を入れられたかで、後半での伸びに影響が出ると言っても過言ではありません。
高卒生の授業は、すべてが受験に役立ち、要点をエキスとして絞り出した密度の濃いものとなっています。「無駄なものは何もない」、そう思って授業に全身全霊をもって取り組みましょう。
要は、授業内容をすべて頭に叩き込めということです。ですので、私は1日の中で授業の時間が一番集中していました。
自習室での過ごし方
自習室での時間は、主に授業の復習に充てていました。それだけでもかなり時間がかかりました。しかし、そのおかげでかなり力をつけることができたと確信しています。
復習以外には、次の授業の予習に充てていました。予習をしておくと、復習のときに自分がどこを分かっていなかったのか気づけましたので、自分の進歩がより感じられました。
焦りの対処法
わからないことがあればすぐに講師のところへ行って質問し、絶対に放置しないようにしましょう。
高卒生であれば、焦る気持ちもわかります。周りに知っている人はいないかもしれません。不安でいっぱいになりますし、いろいろなものに手を出したくなります。
けれど、焦りは何も生みません。問題を解決してくれることは一切ありません。むしろ空回りして、どんどん悪循環に陥ってしまいます。
その焦りをいかに解消できるかが鍵だと思いますが、焦りは人との対話、そして成功体験によって対処できると思います。
人との対話
人との対話は誰でもよいと思いますが、受験の専門家である講師やチューター(進学アドバイザー)がよいでしょう。漠然とした不安など、具体的なものでなくてもよいので、どんどん話していきましょう。
1人で抱え込んでもなくなりませんし、辛くなる一方です。話すと思っている以上に楽になります。思い切って話してみてください。
成功体験
簡単な問題でよいので「できた!」という思いが、自信につながります。それを積み重ねることで、その自信はゆるぎないものになります。その積み重ねがどれだけできるかにかかっています。
下手に応用問題や過去問を解いても、やった気になっただけで、その後の自分へのメリットは大きくありません。
1年間という長い長い闘いですので、最初は意気込みすぎず、肩の力を抜いてできることをこつこつ積み重ねましょう。焦る必要はまったくありません。時間はたくさんあるのですから。
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