慶大受験を乗り切るために(文系・法学部)
直前期の過ごし方
予習・復習と過去問をバランスよく

- N.I さん
- 法学部政治学科
東京都立西高校 出身
2018年度 河合塾 吉祥寺現役館 在籍
- 高校グリーンコース(高校生対象)
- 高校生を“慶大現役合格”へと導く河合塾のコース
高校グリーンコース 受講講座
直前期の学習スケジュール
授業時間
自習時間
※授業名は、今年度のものと異なる場合があります。
直前期の過ごし方
月別のポイント
12月
12月上旬には高校の期末試験がありました、そこで解けなかったり、分からなかったりした問題があったため、復習しました。
また、河合塾の冬期講習で出された課題は事前に予習として解いておくようにしました。授業で間違えたところや分からないところ、プラスαの部分もしっかり押さえ、そしてできるようになるまで復習するよう心がけました。
私立大志望者も12月からセンター対策をするとよいと思います。
1月
センター試験までは、冬期・直前講習で受講する講座の予習・復習と、センター試験の過去問演習を中心に学習を進めました。
センター試験後には切り替え、各大学の入試に向け過去問演習を中心に対策をしました。予定は入試日、直前講習、過去問演習、予習・復習、問題集を使った演習などを記入する表をつくって管理しました。
第一志望の国立大と不安があった慶應義塾大学の過去問演習は、過去問集に載っている年度分やることを考えました。高校の先生に添削をお願いする時間と、その後の復習・解き直しにかかる時間も含めて、一定の余裕を持たせて計画を立てました。本番さながらに、1~2日で過去問1年分をやった日もありました。
センター試験が終わった段階で慶應義塾大学の過去問は1年分しか解いておらず、危機的だと考えて過去問集にある5年分をやりました。また、中央大学の過去問も傾向確認も兼ねて1~3年分解きました。
分からなかった単語や熟語はノートにまとめ、単語帳の終わっていなかった部分や問題集を使った英語の発音・アクセント問題対策もやりました。
論述力(小論文)について
個人的には論述力(小論文)が慶應法学部合格への最大の障壁だと考えていました。そこで、書いた文章を高校の現代文の先生に添削してもらいました。
添削では、自分の文章には書いた文章の結論が課題文の趣旨から離れていく、要約が不十分などの難点があることが分かりました。
一方、新聞などでニュースをよく見ていたためか、文章の内容に対してしっかりとした具体例を出せるという強みもありました。
問題点は過去問演習を繰り返して解決をめざしました。
体調管理について
直前期に忘れてはならないのが、体調の管理です。この時期の体調不良は、入試までの勉強可能時間の大幅な減少を招きます。
私はクリスマス前の5日間と国立大入試前の3日間に胃腸炎などに感染しました。冬期講習は1ターム分が受講できず、センター試験後にその分の対策を行うことになったり、苦手だったリスニングの演習をあきらめたりすることになってしまいました。
直前期に学習の遅れを取り戻すための時間はほとんどありません。うがい・手洗いを必ず行い、安定した生活リズムと食習慣を意識し、病気の予防に努めましょう。インフルエンザの予防接種や花粉症対策も忘れずにやりましょう。
河合塾の冬期・直前講習を活用
英語、数学、現代文といった自分の苦手をつぶすのに役立つ講座を中心に受講しました。そのなかで特によかったのは大学別対策講座です。私が受けた講座では考え方のコツや解き方、NGポイントなどを丁寧に教えてくれました。
また、夏期講習で受けた講座の継続として『ハイレベル文法・語法』を受講しましたが、文法力向上の成果と慶應義塾大学の難しい問題形式へ向けたさらなる強化の必要性を感じることができました。
冬期講習で受講した主な講座
- ハイレベル文法・語法
- センター試験本番必勝英語テスト
- センター試験攻略数学IAIIBテスト
- センター試験本番必勝国語テスト
※2020年度冬期講習には共通テスト講座があります。
直前講習で受講した主な講座
- 早大(法)・慶大(法)英語テスト※2020年度より講座名が変更となりましたので、学習スケジュールと異なります。
- センター試験本番突破英語テスト
- センター試験本番突破数学IAテスト
- センター試験本番突破数学IIBテスト
※2020年度直前講習には共通テスト講座があります。
最後に
いろいろお話ししましたが、参考になると嬉しいです。第一志望合格に向けて全力で前進していきましょう。
- 高校グリーンコース(高校生対象)
- 高校生を“慶大現役合格”へと導く河合塾のコース
- 大学受験科(高卒生対象)
- 高卒生を“慶大合格”へと導く河合塾のコース