慶大受験を乗り切るために (理系・看護医療学部)
志望にあわせた対策
大学ごとに受験科目を変えて出願
- M.N さん
-
看護医療学部
東京都 出身
2017年度 河合塾 吉祥寺現役館 在籍
- 高校グリーンコース(高校生対象)
- 高校生を“慶大現役合格”へと導く河合塾のコース
受験生の大半は、多くの大学の入学試験を受けると思います。多くの大学を受ける人ほど、効率的に勉強を進めるために「志望校にあわせた対策」が重要です。そこで、私が志望校にあわせた対策をどのように行ったのかについてご紹介します。
高校2年生のときに慶應義塾大学志望に
私は高校時代、ダンス部に所属しており、毎日、部活に明け暮れていました。将来の夢が看護師であることはずっと変わりがなかったのですが、具体的にどこの大学に行きたいかなどはまったく考えていませんでした。
正直に言って、看護師はどこの大学に行ってもなれるので、「看護学部があればどこでもいい」とさえ思っていました。
そんな私が慶應義塾大学の看護医療学部をめざすようになったのは、高校2年生の終わり頃です。高校のクラス担任の先生に「慶應義塾大学の看護医療学部を志望校に入れてみたらどうか」と言われたことがきっかけでした。
過去問を解く時期は、河合塾講師のアドバイスが役立った
過去問はどのように手をつけたらよいのかまったくわからなかったため、夏休みに河合塾の早慶大受験生向けイベントに参加しました。そのときに英語科講師が、「夏休みの最後の日に第一志望の過去問を1年分解きなさい」と話していたので、実際に解いてみました。
このときに過去問を解いたおかげで、自分と志望校との差を知り、より勉強に身が入りました。
その後は10月ごろから週に1年分ずつのペースで過去問を解き進めました。
※『慶大合格者の過去問活用法』では、合格者が行った対策をご紹介しています。
受験科目の選び方
私は英語・現代文・数学・化学の4科目を受験で使えるようにしていたので、慶應義塾大学は英語(必須)と数学(選択科目)で受験しました(小論文・面接は必須)。
併願校は、3科目受験と面接のところが多かったです。よって、自分がどの科目で受験すれば一番受かる可能性が高いのかを考えるために、すべての大学の全科目の過去問を解いてみました。その結果と感触で、大学ごとに受験科目を変えて出願しました。
大学によって自分と問題の相性が良いか悪いかは異なってくるので、事前に問題を把握し、自分がどの科目なら受かりそうか考えることは重要だと思います。
※「私の慶大受験レポート」では、慶應義塾大学合格者が実際に受験した併願大学を掲載しています。
慶應義塾大学と併願校の過去問を解いた量
より高い志望順位の大学の過去問を多めに解けるように、時間配分するとよいと思います。
安全校であれば2〜3年分の過去問を解けば十分だと思ったので、私は第三志望以下の大学はそのくらいしか解きませんでした。その分、第一志望校の過去問は6〜7年分解きました。
最後に
志望校別に傾向を把握し、自分と相性のよい科目で受験するなどの対策はかなり重要だと思います。私のやり方が参考になれば嬉しいです。応援しています。頑張ってください。
- 高校グリーンコース(高校生対象)
- 高校生を“慶大現役合格”へと導く河合塾のコース