部活生の勉強両立術
高校1年生
強豪校の部活で培った両立のコツ
理工学部 R.Mさん
部活も勉強も思いっきりやりたいのに、時間が足りなくて困っていませんか? 今回はそんな頑張る皆さんに、私の経験に基づいた高校1年生の過ごし方をアドバイスします。
部活について
吹奏楽部に所属していました。私の高校は練習熱心で、東海大会に出場する強豪校であったため、休日の練習もほかの部活に比べて多かったので苦労しました。
私の高校1年生時代
- 平日 : 朝自主練、授業後~18:00部活、18:40まで自主練、19:00~21:30勉強
- 休日 : 9:00~12:00部活、13:00~17:00勉強
- 本番前の休日 : 9:00~17:00部活、18:00~21:00勉強
部活も効率を重視
私は部活も勉強も手を抜きたくなかったため、効率を重視しました。
具体的には、朝の自主練で自分の弱点を見つけて全体練習で指導を受け、その後の自主練で練習するポイントを絞るようにしました。
また、期間ごとに克服したいテーマを決めて練習計画を立て、それをフィードバックすることで時間を無駄にしないようにしました。これはまさに予習→授業→復習のサイクルの応用と言えます。
勉強の工夫法
平日の勉強
平日はあまり勉強時間が取れませんでしたが、予習・復習を中心に取り組みました。授業で習った範囲を問題集で復習していたので、テスト前に慌てることはありませんでした。
また、高校の休み時間は予習したり、授業内容の質問をしたりする時間にし、無駄にしないようにしていました。
休日の勉強
休日は模試の復習や高校指定の問題集、平日にやり切れなかった課題などに取り組んでいました。早めに終わったときは、楽器の練習や趣味に打ち込みリフレッシュしました。
河合塾の自習室活用
私は家だと誘惑に負けて勉強にまったく手が付けられなかったので、毎日河合塾の自習室で閉館時間まで勉強していました。ハードな練習で疲れることもたくさんありましたが、甘いものを口にしたり、15分ほど仮眠をとったりして乗り越え、勉強時間を確保ました。
暗記で工夫した点
単語などの暗記が必要なものは通学時間(15分)と寝る直前(15分)に取り組むようにしていました。しかし、寝る直前はいつの間にか寝てしまったり、眠くて気力が起きなかったりすることも多々あったので、お風呂の中に単語帳を持ち込んで湯船に浸かって見ることもありました。
最後に
高校1年生では日々の授業をペースメーカーとして予習→授業→復習のサイクルを確立することが最も重要です。しかし、高校生のときにしかできない勉強以外の経験を積むことも、今後の人生にかかわってくる大切なことだと思いますので、私の両立術が参考になればうれしいです。
休日は自分へのご褒美の時間にできるよう、高校1年生のときから平日やスキマ時間にコツコツと積み上げる癖をつけておきましょう。頑張ってください。