私の慶大受験レポート(文系・法学部)
受験校の選び方
受験校選択で重要だと思うこと

- N.I さん
- 法学部政治学科
東京都立西高校 出身
2018年度 河合塾 吉祥寺現役館 在籍
- 高校グリーンコース(高校生対象)
- 高校生を“慶大現役合格”へと導く河合塾のコース
受験校選びのポイント
受験校の選び方のポイントを述べさせていただきます。
受験校選択について
受験校選択の際に重要なことは、「志望校」「併願校」「安全校」のように複数のレベルを受けること、疲労の蓄積を防ぐため3日以上の連日受験は極力避けることだと考えます。
センター利用入試がある大学は、利用をおすすめします。特にセンター試験で高得点を取れた方には、自分のセンターの得点で合否が推測できるという点からもおすすめします。この場合、早稲田大学とMARCH(※)のように、複数のレベルで出しましょう。 ※MARCH:明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大
難関大学は2月中旬~下旬に試験日が設定されているので、試験に慣れて実力を出せるようになってから受けられます。なお、併願校対策は怠るべきではありません。受けるからには受かるための対策が必要で、数年分の過去問演習をすべきです
早慶大の学部について
「絶対早慶に入りたい」と思っている方は早慶大の複数学部を受験し、チャレンジの回数を増やすとよいでしょう。
逆に、単一学部志望者や当時の私のように国立大学を第一志望とする方は受験数を抑え、体力を温存し実力を養うことをおすすめします。私は法学系・政治学系学部をめざす国立大第一志望者だったので、早慶大からは慶應法学部だけを受けました。
科目選択について
受験校での科目選択についてですが、数学がある程度できる文系の方は、数学を含む方式の方が含まない方式より倍率が低いことが多いので、数学を含む方式も検討してみるとよいと思います。私は中央法学部の4教科型を受けました(※)。 ※2019年度入試 : 4教科型 実質倍率3.0倍、3教科型 実質倍率3.6倍
ただし、早慶大レベル以上では、苦手であれば無理しなくてよいです。数学がわりと苦手で社会が大の得意だった私の場合、受験科目が英・歴・小論文の慶應法学部は受けましたが、慶應経済学部A方式は数学があったので回避しました。
受験スケジュール決める時期について
出願期間は年末年始に始まり、センター試験後には終わります。勉強への集中や模試結果の返却時期も考慮すると、遅くとも12月中には受験校を決定すべきでしょう。
決定の際には必ず親や担任の先生、塾のチューター(進学アドバイザー)と相談しましょう。
受験スケジュール計画表

- ※学部・学科名、方式、難易度ランク・得点率、入試科目は受験時のものです。現在は変更になっている場合があります。
- 高校グリーンコース(高校生対象)
- 高校生を“慶大現役合格”へと導く河合塾のコース
- 大学受験科(高卒生対象)
- 高卒生を“慶大合格”へと導く河合塾のコース