慶大生のおすすめ勉強法
時間の使い方 CASE4
授業前とスキマ時間の活用法
経済学部 H.Iさん
授業前の時間活用
朝の早い時間は、頭が冴えていて集中力が上がる傾向があります。私は、授業が始まる1時間前に教室に到着して、授業開始まで自習をする習慣をつけていました。
校舎に到着したら、まずは前日に勉強した内容を再確認します。問題演習で間違えた問題をあらかじめチェックしておき再度解き直す、という作業を全教科について行っていました。この作業に40分程度使用し、残りの20分間でその日の予習をします。
授業範囲の演習問題については前日までに解き終えていますが、問題を解いたときの不明点や自分の考え方を授業直前に再度整理することで、授業の吸収効率が上がります。
授業前の時間を利用したことによる一番のメリットは、遅刻が減ったことです。早めの時間に家を出発していますので、万が一、電車の遅延などがあっても授業を初めから受講することができます。
また、すでに頭を働かせている状態で授業に臨むので、1時間目の初めから集中して授業を聞くことができます。規則正しい生活を維持するためにも、おすすめです。
スキマ時間の活用
授業前の他にも、通学時間などのスキマ時間の活用を心がけていました。
高校は家から15分の距離であったため自宅での勉強時間を多く確保できましたが、予備校の校舎までは片道約1時間程度かかり、現役時代よりも必然的に勉強に触れている時間が減ってしまいました。
そのため、電車に乗っている時間を利用して地歴科目の暗記や英語のリスニングに取り組んでいました。
朝の電車は通勤ラッシュで参考書を広げるのが難しかったため、イヤフォンで英語の音源を聴き、声に出さずにシャドウィングを行っていました。
夜は暗記科目の勉強が効率的であるという記事を読んだことがあったため、帰りの電車では地歴の参考書を使用して知識の確認をしていました。帰宅しながら暗記科目の勉強を済ませてしまうことで、自宅に着いてからは勉強せずに、すぐに就寝の準備をすることができました。