慶大生のおすすめ勉強法
時間の使い方 CASE9
勉強時間を増やすためにした工夫
法学部政治学科 N.Iさん
私が高校2年生のときの成績では、第一志望に合格するためにはかなり頑張って追いつく必要がありました。しかし、部活動が高校3年生の春まであり、重要な行事も梅雨ごろまで続くなど、まとまった勉強時間がとりにくい状況でした。そこで、わずかな時間をいかに有効に使うかを考えて実践しました。
スキマ時間の活用と集中できる環境が大事
私は電車やバスでの移動中や寝る前、高校の昼休み、塾の授業の前などといったわずかな時間にも単語帳などの暗記物をするようにしました。
※おすすめの暗記法については、「暗記法」に掲載しています。
また、部活後はすぐ帰宅するのではなく、自習室に行って勉強してから帰るようにしていました。自宅では他のものに気を取られてしまうことが多かったからです。勉強場所は塾や高校、図書館、近所のコミュニティセンターなどの自習室を使いました。
学校の授業や部活が終わった後や、土日なら自習室が開く時間には到着して勉強しました。できるだけ閉館時刻の20時や21時ごろまでいるようにして、集中して勉強できる時間を長くとりました。
スマホの使い過ぎを防ぐ
私は夜間にスマホをしばらくの間見てしまう習慣がありました。そのため、高校2年生の冬から、午後10時から翌朝午前8時の間にはスマホが節電モードに切り替わるようにして、その間インターネットに接続しないようにしました。
さらに夏休みごろからは、スマホの使いすぎを防ぐアプリを導入しました。私が使っていたアプリは、スマホアプリの1日の利用時間の制限、連続利用の制限、見られる時間帯の制限をかけることができました。
この2つの工夫により、スマホを見る時間を大幅に減らすことができました。
その他の工夫として、夏休みには「一日10時間勉強する」という目標を実践するため、ストップウォッチで勉強時間を毎日計っていました。
最後に
これまで、私の時間の使い方について説明してきましたが、人によって向いている勉強のスタイルが異なることも事実です。自分にとって最善のスタイルを見つけ、時間を効率的に使い、できるだけ多くの時間勉強できるよう頑張りましょう。