慶大生の科目別ノート活用術
英語 CASE2
長文ノートで文法や単語も確認!
文学部 J.Hさん
私は英語が全般的に苦手であったので、受験生時代は長文だけに限らず文法などの情報も盛り込めるようにノートを作っていました。
ノートの作り方

長文を解くときにはその問題を丸々コピーして、長文を左・問題を右に貼るという形式を徹底していました。こうすることで、後で見返しやすく、見た目もすっきりします。
また、問題を貼る右ページには必ず下に書き込めるように、空白を作るようにしました。
そうすると、後で見直した際に長文の読み直しに加え、文法事項の確認もできます。そして、そこに長文の解答や答え合わせした際の注意点・間違えた文法事項などを書き込みました。
文章中にわからない単語が出てきた際にもそれを書き込めるように、長文を貼る左ページの右端には少しスペースを作り、文中のわからない単語を書けるようにしました。
私は、こうして作成した文法や単語のチェックなどが一冊にまとまった長文ノートを持ち歩き、通学中に確認をしていました。
気をつけるポイント
ノートに貼った問題を丸付けするときに気を付けてほしいのが、間違いがあったときに自分の間違いを消さないということです。
後で見返したときに、自分がどういう間違いをしたのかわからなくなってしまうため、間違いは絶対に消さないようにしましょう。
赤ペンで上からチェックをつけ、書き込みをする程度でよいと思います。
また、左ページの長文の部分に問題を解くヒントを書き込み、ここがこの問題の手掛かりになっていた、といった情報を書き込むこともおすすめです。
今回紹介したノートは、主に長文を中心にまとめたノートとして作っていたので、これとは別に文法事項のみをまとめた文法ノートを作り、文法を重点的に確認したいときはそちらを使ったりもしていました。
ノートで勉強をする際には、自分の使いやすいように臨機応変に作り上げていくとよいと思います。