慶大生の科目別ノート活用術
数学 CASE2
3種類の用途別ノート作成法
理工学部 R.Kさん
今回は数学のノート取り方についてのアドバイスをしたいと思います。
私は「塾の授業用ノート」、「問題を解く用ノート」、「ミスのまとめノート」を作っていました。
授業用ノート
「授業用ノート」は授業中の板書を書き写したり、先生が言ったことのメモを取ったりしていました。
このノートは毎週の復習に用いたり、問題を解いていて根本からわからなくなったときに見返しをするノートだったので、丁寧に見やすく書いていました。

問題を解く用ノート
「問題を解く用ノート」は自習で問題を解くときに使っていました。
このノートはページを縦に2つに区切って使っていました。1つの数式がそこまで長くならない問題がほとんどだったので、試験の解答用紙も縦に一本線を引いて解答していました。
私は書く文字が大きかったので、このように解答しないと解答用紙に解答が収まりきらなかったのです。字が大きい人はぜひこの解答の仕方を試してみてください。
ミスのまとめノート
「ミスのまとめノート」は問題を解いたり、模試を受けたりした後に自分が間違えた問題の原因を逐一書いていました。
私はこのノートを高3生の冬に作り始めましたが、もっと前から作っていれば自分の間違えやすいポイントをより把握できたのではないかと思います。
先生によってはプリントをメインに授業を進める場合もあると思いますが、そのときはプリントに直接メモを書き込む方が楽ですし後々見やすいと思いますので、わざわざ授業用ノートを作らなくてもよいと思います。
ここまでノートの種類別にアドバイスしてきましたが、これはあくまで私にとって一番使いやすく効率的なノートの使い方です。
みなさんにとって一番使いやすいノートの使い方が見つかれば、それが最適なノートだと思います。
先輩たちのアドバイスを聞いたり自分なりに考えてみたりして、自分にとっての最適なノートの作り方が見つけられるとよいと思います。