慶大合格者の過去問活用法(文系・総合政策学部)
センター試験
センター対策を始めた時期と量
- E.A さん
-
総合政策学部
東京都 出身
2016年度 河合塾 秋葉原館 在籍
- 高校グリーンコース(高校生対象)
- 高校生を“慶大現役合格”へと導く河合塾のコース
私立大専願の場合でも、センター試験を受験してセンター利用入試に出願する方が多いと思います。そこで実際に私が行ったセンター対策をお伝えしたいと思います。
センター利用入試でMARCH合格をめざす
私は立教大学、明治大学、法政大学のセンター利用入試に出願しました。もともと第一志望のラインは慶應義塾大学・早稲田大学でしたので、一般的に「早慶に合格する受験生が安全校として押さえられるライン」と言われている、センター利用入試でのMARCH(※)合格をめざしていました。 ※MARCH:明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大
センター試験の過去問を解き始めた時期と量
過去問を最初に開いたのは高校2年生の後半だと思いますが、そのときはまったく手がつけられず、出題傾向を大まかに把握しただけでした。
そして、本格的に過去問を解き始めたのは、高校3年生の夏休みです。私の場合は特に国語に苦手意識を持っていたので、国語は25年分くらい解きました。英語と日本史は10年分くらい解きました。
科目別のセンター試験対策
国語
国語は、解き始めた頃には時間内に終えることが不可能でしたので、大問一つずつ、丁寧に進めました。時間は計らずに、とりあえず問題に慣れることから始めました。復習する際も、課題文を何度も読み直し、文章の内容を自分の知識として吸収しました。
英語・日本史
英語と日本史は得意科目でしたので、センター試験では満点をめざしていました。間違えてしまった問題は、その類題を探して復習しました。なお、英語のリスニングは特に苦手意識を持っていたわけではなかったので、年末から解き始めました。
マークシート
全統マーク模試を通して普段から対策ができていたので、センター試験直前にマーク式の練習をする、といったことは行いませんでした。
最後に
センター試験の出題傾向は、私立大学の個別入試よりも比較的安定していると思います。そのため、過去問を解くことで確実に出題傾向をつかめますし、試験の内容も基礎事項を問うものばかりなので、センター試験対策がそのまま私立大入試対策にもなります。センター試験だと言って侮らずに、しっかりと対策をすべきだと思います。
- 高校グリーンコース(高校生対象)
- 高校生を“慶大現役合格”へと導く河合塾のコース