慶大合格者の模試復習法(理系・理工学部)
全統記述模試・マーク模試の復習法
自分の弱点を見つけ克服する復習法
- R.M さん
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理工学部
愛知県立岡崎高校 出身
2015年度 河合塾 名駅校 在籍
皆さんは模試を受ける際、何を目的としているでしょうか? 人によってさまざまな活用法や目標があると思います。今回は「自分の弱点を見つけ克服する」ための模試復習法についてお話ししたいと思います。
模試を受けるメリット
私が模試を受けてよかったと思う理由は主に3つです。
1つ目は自分の理解度や弱点がわかるからです。模試は定期テストよりも範囲が広く、つけ焼き刃の勉強ではすべての範囲を対策しきれません。毎日その範囲に触れなくても、問題が解けるほど定着しているかどうかを試す良い機会になります。
そして、その弱点を復習し、克服することで学力アップにつなげることができます。
2つ目は勉強のペースメーカーになるからです。授業は毎日進んでいき、一度遅れてしまうと焦って何から手を付ければいいかわからなくなってしまうことがあると思います。
そのようなときに、模試の範囲を目安として計画を立てることで、勉強のペースを取り戻すことができます。
3つ目は勉強のモチベーションになるからです。全国のライバルたちのなかで自分がどの位置にいるかを知ることで、自分を奮い立たせることができました。
受験した全統模試一覧(高3生・高卒生)
弱点を克服する模試復習法
復習は模試実施後の自己採点で一回と返却されたときに一回は必ずやり、それに加えて間違えたところを完璧になるまで何度も解きなおしました。英語の長文で分からなかった単語は、設問になくても覚えるようにしました。
自己採点は模試を受験した日のうちに行い、間違ったところの解説を読みました。その時点で理解できた問題については、一週間後に模試を解きなおして解けるかどうかで定着を確認しました。
自己採点で解説を読んでも理解できなかった問題は、教科書を読んだり、講師に質問したりして基本を理解しました。そして、問題集で類題を探して解けるようになるまで繰り返し、最後に模試の問題を解きなおしました。
自己採点はただの答えあわせじゃない
自己採点はただ答え合わせをするだけ以上の意味があると思っています。なぜなら論述問題や英訳和訳などの解答基準を知ることで、答案のつくり方を学べるからです。
自己採点であっていると思ったものが間違っていたり、その逆もあったりすると思います。このズレは自分の解答を正しく伝える力が足りないから生じるものです。自己採点結果と採点結果のズレがなくなるころには、解答作成力も少しずつ上がっていると思います。
模試の結果が悪かったとき
私は模試の結果で悔しい思いをすることがほとんどでした。現実から目を背けて成績の良い教科ばかり見てしまったり、復習をしたくなかったりすることがありました。
そのときは、まず成績の良い教科や好きな教科から復習を終わらせ、やる気が出てきたときに一番苦手な教科に取り組みました。
最後に
模試を受けて満足するのではなく、何度も復習して模試の内容を完璧にすることで、周りのライバルに差をつけることができます。合格判定だけに注目することなく、自分のペースで苦手科目・分野と向き合うことを心がけましょう。克服できたものが多くなるほど、合格は近づいてくると思います。頑張ってください。
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模試で見つけた弱点を克服しよう!
模試で見つけた弱点は、きちんと学習指針を立てて対策することが大切です。
河合塾の慶大対策の授業・講習などを活用して弱点を克服し、得点力をアップしましょう!
模試で見つけた弱点を克服しよう!
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