慶大小論文対策(法/経済学部) 慶應小論文対策には添削を活用
- D.S さん
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経済学部
神奈川県出身
2015年度 河合塾 自由が丘現役館 在籍
- 高校グリーンコース(高校生対象)
- 高校生を“慶大現役合格”へと導く河合塾のコース
早い段階で過去問の課題文を読む
慶應の小論文は、それぞれの学部で入学後に学ぶ内容をかなり強く反映しています。
課題文を読んだ段階でまったく興味がわかない場合は、入学した後に興味のある分野に巡りあう可能性が低いので、その学部をめざさない方がよいと思います。
逆に、課題文を読んでおもしろいと感じたら、入学後の勉強は楽しくなると思います。
こうして自分の入りたい学部と自分との適性をある程度知ることができるので、受験することをあまり考えていない学部の小論文でも、一読する価値はあります。
小論文対策を始めた時期
私は、高3の8月までは英語・国語・社会の3教科を徹底的に勉強していたので、河合塾の夏期講習で『慶大法学部小論文』を受講した以外は、ほとんど小論文対策をしませんでした。
9月からは1,2週間に一度は過去問を解き、高校の先生に添削してもらっていました。
どのように知識を得るか
小論文は、どれだけ知識があるかが勝負を決めます。
日頃からニュースや新聞に少しでも目を通し、考えるクセをつけましょう。私はスマートフォンでニュースを見たり、新聞の社説をスクラップして通学中に読んだりしていました。
また余裕があれば、受験する学部と関連がありそうなテーマの新書を読んでみるのもよいでしょう。
添削の機会をつくる
小論文は自己採点ができないため、添削してもらえる機会があれば積極的に活用しましょう。
私は河合塾の夏期講習の『慶大法学部小論文』、冬期講習の『慶大法学部小論文』を受講しました。
そこでは本番の形式によく似た問題を実際に解き、講師が採点や講評してくれたので、かなりためになりました。
また、講義では知識のまとめや解説がされるので、受講することを強く勧めます。
どのように復習したか
添削してもらった後は、講師からのアドバイスをもとに、同じ問題をもう一度自力で書き直しました。
小論文の対策をするにあたって、単に問題演習量を増やすことはあまり良い方法とは言えません。
一つの問題に対し、しっかりと時間をかけて復習して書き方を身につけていくことが重要です。返却されたら最低でも一回以上は解き直ししましょう。
小論文の優先順位
小論文対策をすることは大切ですが、まずは他教科を優先して強化した方がよいと思います。
実際に配点を見てみると、法学部では英語が200点、地歴・公民と小論文がそれぞれ100点と、英語が圧倒的な比率を占めています。
また、経済学部では英語が200点、地歴もしくは数学が150点、小論文が70点と、小論文のウエイトは小さいです。
よって、まずは小論文以外の科目を入試で通用するレベルまで鍛えていくことが何よりも大事です。
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