慶大小論文対策(法/文学部) 一番苦手だった慶應小論文の対策
- K.J さん
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法学部 法律学科
福岡県出身
2015年度 河合塾 新宿校 在籍
- 大学受験科(高卒生対象)
- 高卒生を“慶大合格”へと導く河合塾のコース
どのように対策したか
そのため、河合塾に入ったときに「小論文が書けるようになって、点数を取れるようにしよう」と心に決めて、小論文対策を徹底的に行いました。
具体的には4月から小論文対策の授業を受けて、毎週一本は小論文を書いて授業で添削してもらいました。
授業では、2週間に一回は実際に授業内で小論文を書き、次の授業でその小論文の題材の解説がされました。そのため、授業内だけでは毎週一本の小論文を書くことができませんでした。
そこで私は、解説の日にもう一度同じ題材で小論文を書きました。その書き直した小論文は、再び授業の講師に添削してもらいました。
もしも授業の講師に二回目の添削を頼むことが難しい場合は、各校舎にいるフェロー(学習アドバイザー)※に見てもらうとよいと思います。
※地区によって制度が異なります。
秋以降は、週に一本ずつ過去問を解き、春と同じ要領でフェローに添削してもらいました。
復習の仕方
私は小論文を書いた後に復習を何よりもしっかりとしました。
復習の流れ
- (1)添削してもらった小論文の評価をしっかり見て受け止め、コメントをじっくり読む
- (2)授業での解説をしっかり聞く
- (3)なぜそのような評価になってしまったのかを考える
- (4)ほかの人が書いた優秀とされている小論文を読み込む
- (5)書き直す
- (6)小論文に出題された元の記事・本を読む、または調べる
復習ポイント
小論文が返却されたら、まずはじっくりと評価を読みましょう。
評価が低いからと、チラッと見て捨ててはいけません。評価を読んだら、授業で解説をしっかり聞き、「この小論文で何が問われていたのか」「どう書くべきだったのか」を学び取ります。
そして、その授業で学んだことと自分の解答を照らし合わせて、「自分の解答には何が足りなかったのか」「何がずれていたのか」「何が書けていたのか」を分析します。
そこから自分の思考のプロセスを分析し、「自分がある問題に対して、どういう解答をする傾向があるのか」を確認します。
これはいくつか問題を解かないと完全にデータとして集めて把握できませんが、その都度分析をするようにしてください。
そこから「高得点をとるために、どのような解答を書くべきなのか」を、ほかの人の解答や講師の解説をもとに考え、実際に書いてみます。そして、再び添削をしてもらいましょう。
失敗から学んだこと
私がした失敗のなかで、もっと早く気づけばよかったことは、小論文を書く際には「自分の意見を“自由に書くべきではない”」ということです。
“自由に述べよ”と書いてありますが、小論文では「相手が書いてほしいと思っていることを、相手の意図をくみとって予想する」ことが大切です。
最初は少し抵抗があるかもしれませんがやってみてください。必ず点数が上がると思います。
どのように知識を得たか
教養は新聞と実際に解いた小論文の原本を読んで身につけました。
新聞は毎朝の日課として社説を読み、余裕があればその他の記事をすべて読みました。
原文は本が短ければ本を読みましたが、長すぎる場合は同じ話が書いてある記事などを読みました。
本はマストではありませんが、新聞は毎日絶対に目を通すようにしましょう。
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