夏休み攻略大作戦!−夏休みの過ごし方−
(文系・文学部)
精神的にも成長できる過ごし方
夏休みを効率的に過ごすためには、事前の学習計画が必要です。そこで、慶大生が「学習計画の立て方」や「夏休みの過ごし方」を紹介します。
- N.K さん
- 文学部
東京都出身
2014年度 河合塾 新宿校 在籍
- 高校グリーンコース(高校生対象)
- 高校生を“慶大現役合格”へと導く河合塾のコース
- 河合塾の夏期講習(高校生・高卒生対象)
- 河合塾の夏期講習で学力を伸ばそう!
夏休みの過ごし方
苦手科目の対策
私はとにかく国語が苦手でした。ですので、現代文・古文・漢文を偏りのないように学習しました。
講習がない期間の現代文は、問題集の長文を1日1題だけ解いて精読しました。
古文と漢文は1日おきに触れるように計画を立て、河合塾の1学期のテキストを夏休みの間に2回復習しました。復習しているときに難しいと感じた講は、さらに1回復習し、問題文を見ただけで、現代語訳が出てくるレベルまでやり込みました。
力を入れた科目
特に力を入れたのは世界史です。100章ある世界史の問題集を使用し、夏休み前に1日に解く章の数を決めました。これにより、夏休みの間に全時代を3周することができました。
夏休みは時間がありますので、その都度、資料集を見たり、用語集を引いたりして、細かいところまで覚えるようにしました。
学習計画の反省点
河合塾の授業の予習・復習や自習の計画は、無理のないように立てることができ、8月の最後の方までに達成することができました。
しかし、高校の夏休みの宿題や、夏休み明けのテストのことを忘れていて、夏休みの最後の数日はそれらに追われて、受験勉強のリズムが崩れてしまいました。
高校の勉強も、きちんと受験勉強と一緒に学習計画に組み込んでおくべきだったと反省しています。
夏休み中の変化
実力の変化をすぐ感じることは難しかったのですが、精神的な変化はありました。
スケジュール帳にはその日やることを書き込み、それを終わらせる度に赤線を引いていました。それがどんどん増えていくうちに、「自分はこれだけやったんだ」と、圧倒的な自信が湧いてきました。
模試の活用方法
入試本番までの細かいスケジュールを夏休みから立てるのは、とても厳しいことだと思います。
しかし、年に数回ある模試までのスケジュールを立てることはできるはずです。もちろん模試自体も活用しましたが、それだけでなく、模試までの期間も有効に使えるように意識しました。
模試によっては早稲田大学のキャンパスで受けることができたので、早慶大志望の人は実際に大学で受けてみるのもよいと思います。
私の場合、大学で受けると模試でも緊張して、問題を解くペースが遅くなってしまいました。このことで、緊張したとき、どのような悪影響が出るのかということが夏休みに分かったので、残りの模試でそれを克服できるように工夫しました。そのおかげもあってか、本番の入試で精神的なことにあまり左右されませんでした。
夏休みの情報収集
高校1年生のときに、関心のある有名私大のオープンキャンパスすべてに参加しました。また、オープンキャンパスに行くと受験生がいっぱいいて、気が滅入りそうになるので、高校3年生の夏休みはオープンキャンパスに行きませんでした。
しかし、オープンキャンパスの日以外に慶應義塾大学の日吉キャンパスに1度だけ足を運び、モチベーションをあげました。
そして、受験の情報は必要ですので、早慶大以外でも受験予定の大学は資料を取り寄せて、情報収集をしていました。
夏期講習で受講した講座一覧
英語
- 慶大英語
- ハイレベル超長文英語読解
国語
世界史
夏休みの学習計画
計画を立てるときのポイント
「夏休み中にやりたいこと」÷「夏休みの日数」で、1日ごとにすることを決めました。
講習は1つのタームに詰めないようにしました。多くても1タームに2コマまでにしました。そうすることで予習・復習も追いつきます。また、すべてのタームにまんべんなく講習を入れたことで、毎日のように朝から河合塾に行き、夜まで自習することができました。
学習計画表
授業・講習
模試

- ※タームとは、河合塾における講座の設置期間を意味します。基本的に5日間で1タームとなります。
- ※夏期講習の日程は、2014年度のものです。
1日のスケジュール
授業・講習
自習
- ※学習時間は、授業を受けている時間を除きます。
- 高校グリーンコース(高校生対象)
- 高校生を“慶大現役合格”へと導く河合塾のコース
- 河合塾の夏期講習(高校生・高卒生対象)
- 河合塾の夏期講習で学力を伸ばそう!