夏休み攻略大作戦!−夏休みの過ごし方−
(文系・文学部)
焦らずに目標を決めて計画しよう
夏休みを効率的に過ごすためには、事前の学習計画が必要です。そこで、現役慶大生が「学習計画の立て方」や「夏休みの過ごし方」を紹介します。
2020年度は新型コロナウイルスの影響で先輩たちの夏休みとは状況が異なりますが、「先輩たちがどのような点に注意して学習計画を作ったのか」、「どれくらい勉強していたのか」など、学習計画を立てる際にご活用ください。

- M.K さん
- 文学部
東京都 出身
2019年度 河合塾 池袋校 在籍
夏休みの過ごし方
今回は夏休みの勉強のアドバイスを書いていきます。
基礎の完成をめざす
私はどの科目も基礎を完成させることをめざし、夏期講習も活用して勉強しました。
英語は文法書や単語帳をメインに使い、夏期講習がないときには『やっておきたい英語長文』(河合出版)を字数の少ないほうから取り組みました。
また、特に力をいれて勉強したのは日本史です。日本史は夏休みが終わるまでに1周してすべての範囲を終わらせた一方で、夏休み前に河合塾の授業で触れた範囲は精度を上げるように何度も繰り返しました。
夏休みが終わってからすぐというわけにはいきませんでしたが、10月ごろに急に英語の長文を読むスピードが上がったなと感じました。夏休みの前後ではどの科目も偏差値が10近く上がりました。
現役生は焦らずに取り組もう
現役生は夏休みが基礎固めのできる最後の時間だと思います。
特に2020年度は夏休みが短くなる方が多いと思いますが、焦らずに基礎力をつけていくことを目標に勉強することをお勧めします。受験必要科目はすべて触れるようにしつつ、秋からスムーズに演習・過去問に取り組むことができるようにするためにも、今まで重点的にできなかったであろう苦手科目に時間を割くようにするとよいと思います。苦手科目・範囲は、まず基礎をしっかりとできるように努めて、そのうえで毎日きちんと時間を割いて触れましょう。
夏休みが終わりに近づくにつれて焦るかもしれませんが、その気持ちをぐっと抑えて頑張ってください!
生活リズム
私は朝が弱かったので、夏休み中も10時ごろに起きるという生活を送ってしまい、勉強もなあなあになってしまいました。
とにかく早寝早起きをすることを心掛けましょう。早く起きると勉強に対するモチベーションも上がるので、1日気持ちよく過ごせると思います。
学習計画は計画倒れをしないためにも、自分が思ったよりもゆっくり目でスケジュールを組むこと、また1週間に1度は調整日をつくることをお勧めしたいです。
夏期講習で小論文講座を受講
私は夏期講習で初めて小論文の講座を受講しました。小論文は自分で客観的に分析するのは難しいと思うので、講師からいただける評価やアドバイスは大変重要で、夏以降の勉強の指針も考えることができ、よかったと思っています。
夏期講習で受講した講座一覧
国語
小論文
日本史
最後に
受験の天王山と言われ、なんとなくプレッシャーも感じながら過ごす、そんな日々かもしれません。ですが、挫折しそうになったとき、乗り越えられた経験は受験期へと向かう秋に大きな味方となってくれるはずです。がんばれ受験生!!
夏休みの学習計画
計画を立てるときのポイント
やみくもに学習計画を立てるのではなく、目標を定めて立てることをお勧めします。目標とする偏差値や得点と夏前の結果とを比較して、客観的にどこを強化すればよいのか課題をしっかり把握し、どの時期にどの勉強をすれば到達できるかどうかしっかり分析しましょう。
計画はつめつめにしがちですが、毎日そのペースで継続できるか、自分の体力などを加味してしっかり考えたほうがよいと思います。特に現役生は「夏でどうにかしなければ」という意識が強いと思いますが、焦らずに取り組むようにしましょう。
また、週に1日は調整日として、やり残したことや理解できなかったことをじっくりできる日を設けてもよいと思います。
学習計画表
授業・講習
模試

- *タームとは、河合塾における講座の設置期間を意味します。基本的に5日間で1タームとなります。
- *夏期講習の日程は、2019年度のものです。
1日のスケジュール
授業・講習
自習
- ※授業名は、今年度のものと異なる場合があります。
- 高校グリーンコース(高校生対象)
- 高校生を“慶大現役合格”へと導く河合塾のコース
- 河合塾の夏期講習(高校生・高卒生対象)
- 河合塾の夏期講習で学力を伸ばそう!