慶大生に聞いた!
受験当日に困ったことや、
知っておくと役立つ情報
いよいよ慶應義塾大学の受験本番ですね。受験当日には想定外のことが起きたり、よく調べておけばよかったと思ったりすることがあります。
慶應義塾大学に合格した先輩たちに、受験当日にどんなことで困ったのか、また、知っておくと受験生が役立つと思う情報があるかを聞きました。先輩たちの体験談を参考に、受験を乗り切りましょう!
家・宿泊施設を出る前
着脱しやすい服装にしよう
寒さ対策は重要ですが、会場によっては逆に暖房がとてもよく効いていて暑い場合があります。そのため、暑くても寒くても対応できるように、重ね着などをして着脱しやすい服装にしましょう。
(文学部M.Oさん)
時計を持参しよう
受験会場の教室には時計がありませんので、時計は絶対に必要です。時計は音が鳴るといけないので、アナログの時計にしましょう。
(文学部M.Oさん)
昼食は事前に準備しよう
休憩時間に試験会場の外に出ることはできませんので、あらかじめ昼食を買っておくか、家から持参するようにしましょう。
(文学部M.Oさん)
文学部の英語は、辞書の持ち込みが可能
文学部入試の英語は、辞書の持ち込みが可能です。友人のなかに、それを知らずに来てしまったり、前日に気付いて慌てて買いに行ったりしたという人がいました。入試要項をよく確認しておきましょう。ちなみに、付箋を貼っている辞書は使用できませんので、はがしておく必要があります。
(文学部T.Iさん)
会場に着くまで
日吉駅に特急は止まらない
入試会場は日吉キャンパスでしたが、誤って東急東横線の特急に乗ってしまったので日吉駅に止まらずに、3駅先の菊名まで行ってしまいました。そのため、一度電車を降りて逆方向の電車に乗りなおさないといけませんでした。停車駅を把握していないとパニックに陥ってしまうので、気をつけてください。
(法学部 K.Jさん)
渋谷駅での乗り換えに注意しよう
試験会場は日吉キャンパスでした。渋谷駅で東急東横線に乗り換える場合、JRからも京王井の頭線からも遠くて、一度外に出る必要があるので時間がかかります。時間に余裕を持って家を出ましょう。
(文学部M.Oさん)
大学の発表する情報を確認しよう
大雪の影響で文学部入試の開始時刻が繰り下げられたことがありますので、大学の発表を確認することが重要です。発表は入試センターホームページでされます。
また、雪で靴や靴下が濡れることがありますので、スキーブーツや長靴を履いていったり、替えの靴下を持っていったりするとよいでしょう。
(文学部M.Oさん)
汗をかいてしまった
試験時間のギリギリになってしまい、走って汗をかいてしまいました。そのため、試験中に自分が臭っていないか気になりました。私のように気になる人は、時間にかなりの余裕をもって会場に向かうか、タオルや制汗スプレーなどを持参するとよいでしょう。
(法学部 K.Jさん)
待機時間
飲み物を忘れてしまった
慶應義塾大学の入試のときには、水を持っていくのを忘れてしまい、自動販売機がどこにあるかわからなかったので、しばらく校内をウロウロしてしまいました。自動販売機が少ないので、水筒などは必ず持参するようにしましょう。
(法学部 K.Jさん)
試験中
チャイムの音が独特
慶應義塾大学の試験開始と終了の合図のチャイムの音は、かなり変わっています。最初に聞いたときは違和感があると思いますが、実際に大学の授業時にも使われている音なので、変だなと思っても気にしないでください。
(看護医療学部 M.Nさん)
出題傾向が変わることを覚悟しておくと、落ち着いて受験できる
問題を解き始めると出題傾向が変わっていることに気がつきました。過去問通りに出るとは限らないので多少の変化は覚悟しておきましょう。
(看護医療学部 M.Nさん)
椅子が思ったよりも固い
受験の日に椅子が思ったよりも硬くて、気になってしまいました。少しの変化にも敏感で気になってしまう人は座布団を持参するなど、念には念を押しましょう。なお、座布団を使用する場合は、試験監督官の指示に従ってください。
(法学部 K.Jさん)
いろいろな受験生がいる
試験当日、私の隣の席の子が試験開始時間になってもなかなか来ず、結局最後まで来ませんでした。入試を欠席する子なんているのかとかなり動揺しましたが、なるべく考えないようにしていました。いろいろな受験生がいることを頭に入れておきましょう。
(看護医療学部 M.Nさん)
ティッシュが足りなかった
一度、鼻水が止まらないときがありました。ティッシュを持参していましたが、足りずに少し気持ちが乱れてしまいました。普段はティッシュを持ち歩かない人でも、念のために少し多めに持っていくことをおすすめします。
(法学部 K.Jさん)
髪留めやヘアゴムの予備を準備
試験の日に髪留めを忘れてしまいました。そのため、何度も髪をかき上げることになってしまい、集中力が削がれました。髪が長い人は、化粧ポーチに髪留めやヘアゴムなどの予備を入れておくとよいと思います。
(法学部 K.Jさん)
休憩時間
トイレには単語帳や用語集を持って行こう
休み時間にはトイレが混雑していて、順番待ちの列がとても長いです。列に並んでいる間に見るための単語帳や用語集を持参しておくと、時間を有効に使えます。
(文学部M.Oさん)
教室の位置を正確に覚えよう
トイレの個数が少なく、必ず並びます。トイレに行った後に迷わずにきちんと自分の座席に戻れるように、自分が試験を受ける教室を正確に覚えておきましょう。その際、受験票もきちんと持って行きましょう。
(看護医療学部 M.Nさん)
試験後
周りの話を気にしないようにしよう
試験後は、とにかく足早に試験会場を去ることをおすすめします。電車が混むということもありますが、試験問題の解答についての会話を耳にしてしまいがちだからです。動揺してしまいますので、仮に聞いてしまってもスルーしましょう。
(文学部 Aさん)